マガジンワールド

anan総研 今週のお題は「仕事のユーウツ」。

 
anan総研 意識&行動リサーチ2015
お 題

仕 事 の ユ ー ウ ツ

どうしても出社したくない日が、誰にだってあるんです。
anan読者200人超で作る「anan総研」。 アンケートや体験取材に積極的に参加して、誌面やサイト、facebookで活躍しています。 ※会員は退会している場合もあります。 https://www.facebook.com/anansoken
https://ananweb.jp/soken/


Q
もっとも出社がユーウツと感じやすい曜日は?
もっとも出社がユーウツと感じやすい曜日は? 月曜日:57%、水曜日:16%、木曜日:12%、火曜日:8%、土曜日:4%、日曜日:2%、金曜日:1%


 

今週のanan総研メンバー
No.018 柴本愛沙さん(32歳)柴本愛沙さん
気象予報士。お花の中で、桜がいちばん好き。家から最寄り駅までに絶景のお花見スポットがあるので、出社前に立ち寄ってパワーをもらう予定。


No.057 能美黎子さん(28歳)能美黎子さん
秘書。キース・マンハッタンのブラウニーにハマり中。仕事の合間、集中力が切れたときに甘いものを食べると、いい気分転換になります。


No.063 尾谷 萌さん(26歳)尾谷 萌さん
商社。anan総研マラソン部に所属。4月に行われるグアムマラソンに出場予定。現地ではスキューバダイビングにもトライしたい!



 

ユーウツをバネに変えられるかは、自分次第!

柴本 アンケートによると、約9割の人が「出社がユーウツだと感じたことがある」みたい。
能美 私は、通勤のために30分乗らなくちゃいけない満員電車が、毎朝のユーウツ。
尾谷 わかる。あれは朝から気持ちが萎えるよね…。
能美 うん。メイクもヘアもぐちゃぐちゃになっちゃうし、ひどいときにはバッグが知らぬ間にどこかに運ばれていったことも。会社に着くと、体力の半分以上を消耗しちゃってる(笑)。
尾谷 私は働くこと自体は好きなんだけど、いまの仕事はかなりハードで、休日出勤もしばしば。正直、体力的にはキツい。
能美 どんな部署にいるの?
尾谷 総務部だよ。社内外での調整ごとを主に担当しているんだけど、板挟みのような立場になることが多いんだよね。直接関わっていない案件でも、間に立って調整するのが仕事。頼られることは嬉しいけど、無茶ぶりも多いし、「絶対に無理!」って叫びたくなることも。
柴本 なるほど。でも、お仕事だから断れないもんね…。
尾谷 そうだね。私、負けず嫌いでさ。途中で投げ出したり、相手をガッカリさせたくないと思うと、つい無理をしちゃう。
柴本 頑張ってるのはえらい!
能美 愛沙ちゃんはお仕事でユーウツを感じたことってある?
柴本 転職したばかりの頃、社風に慣れるまで苦労した。うちの会社では中途採用が珍しいから、周りの人もどう接したらいいかわからなかったのかもしれない。年齢や社歴を考えながら話し言葉を変えたり、先輩後輩の立場をいちいち考えながら立ち回ってたら、気疲れして。
尾谷 そっかあ。ストレスは、どうやって解消してるの?
柴本 私は長風呂。なにも考えないでボーッとして汗をたっぷり流すと、スッキリするよ。
能美 私はわかりあえる同期と思いっきり話すこと。やっぱりおしゃべりは、女子に欠かせないストレス発散方法だと思う!
柴本 それと、そうやってストレスを発散したら、あとは反面教師だと思って前向きに頑張るのが大事。自分が悩んだ分、同じようにユーウツを抱えている人がいたら助けてあげたいなって思うようになった。
尾谷 たしかに。仕事って人生の欠かせない一部だし、そこでのユーウツやストレスにどう対処するのかで、人間力が試されるかもしれないね。
能美 どうせ働くなら、楽しく働きたいもん。気持ちの切り替え、もっと上手になりたいな。

 
写真・土佐麻理子 文・中村朝紗子